こんにちは。第一エージェンシーです。2030年ときくと何が連想されますか?
人口の減少が加速し全人口の3割以上が高齢者となる 「超高齢化社会」が到来する見込みといわれているとともに、「SDGs 持続可能な開発目標」で定められたひとつの節目の年でもあります。「SDGs(エスディージーズ)」という言葉について、皆さんはどんなことをご存知でしょうか?
「SDGs 持続可能な開発目標」とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。この国際目標を達成するために、世界の企業・団体の間で広がりが加速しています。
岡山においても2017年には岡山大学が政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞、2018年には岡山・真庭の両市が内閣府の「SDGs未来都市」に選定されるなど、SDGsの取組みは急速に普及していることが分かります。
とはいっても、2018年7月に発表された世界のSDGs達成度ランキングによると、日本は156カ国中15位に入ったものの、昨年の11位から順位を落としました。
15位の日本は、
- 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
- 目標12: つくる責任つかう責任
- 目標13: 気候変動に具体的な対策を
- 目標14: 海の豊かさを守ろう
- 目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」
の得点が低いことが分かります。女性の国会議員数の少なさや男女の給与格差、再生可能エネルギーの割合、漁業資源の管理などは依然として日本の課題となっています(ブランド・イノベーターのためのESG情報サイト「サステナブル・ブランド ジャパン」より)。
まず、今すぐ、私たちにできることは、SDGsについて理解を深めることです! 弊社でも10月に、SDGsのカードゲーム体験会を実施しました!
この体験会では、カードゲームを通して2030年までの世界を疑似体験することができます。
「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」について体感し、楽しみながらSDGsの本質を理解することができます。世界の情勢を変化させたり……、みんなで力を合わせて○○に取り組んだり……。参加者からは様々な声があがり、充実した時間となりました。
「カードゲームひとつでも、人の様々な価値観に触れて、新たな学びにつながった」
「ゲームを通じて、自分も行動と世界が繋がっていることを理解できた」
「お金(経済)ばかり求めてきた世界が、変わる……そんな気がしてきた」
日本で開発されたこのカードゲーム、企業様はもちろん、自治体や官公庁、学校などでも取り入れられています。個人として、企業として、日本人として……、私たちひとりひとりに何ができるのか、何をすべきなのかについて考えるきっかけとなるはずです。
SDGsのこと、またカードゲーム体験会について、なにか気になることがございましたら、どうぞ、お気軽に第一エージェンシーへご相談ください。