この記事をご覧の皆様は、1日にどの程度LINEなどのSNSでのコミュニケーションに時間を費やしていますか?
様々な人や企業とのコミュニケーション方法がSNSに移行してきている現代、各企業は自社のサービスや商品を顧客に理解してもらうため、SNSの活用が必須となっています。
そこで、今回はそれぞれの企業がどのようにLINEを活用しているのか、2つの事例をご紹介いたします。
各世代は1日に何分くらいSNSを使っているのか?
事例をご紹介する前に、各世代が1日あたりどの程度SNSを使っているのか調査してみました。
総務省が平成30年度に発表した主なコミュニケーション手段の利用時間(平日)をみてみると、10代・20代はSNSがダントツ。
学生・新社会人の皆さんは彼らの保護者世代になる50代と比べ、なんと4倍もの時間、SNSで他者とコミュニケーションをとっていたのです。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252540.html
特に20代は1日に1時間以上もの間SNSでコミュニケーションをとっています。
つまり、各企業が20代より下の世代に何かサービスや商品をPRするとき、SNSはなくてはならないものになっていると考えていいのではないでしょうか。
今回は、SNSでも特にユーザー数が多いLINEに焦点をあてて、2つの事例をご紹介いたします。
事例その1:ヤマト運輸
ヤマト運輸はLINEアカウントを持っていますが、お友だちになってくれた顧客へ一方的なお知らせを送っているだけではありません。
お友だち登録をすることで、再配達の申し込みや荷物がいつ届くのか確認することができます。
また、クロネコがキャラクターになっているヤマト運輸らしい取組みとして、語尾に「にゃ」を入れて質問すると、ねこ語で返事をしてくれる設定もされています。
このチャットボットのような仕組みを導入した目的は、働き方改革の波を受けて配達ドライバーをはじめとする社員全体の負担軽減を図るためとのこと。
LINEが再配達のオペレーターや広報担当者などを1ツールで何役も兼ねている事例です。
事例その2:ニトリ
楽天みん就が2021年卒の学生を対象に行ったインターン人気企業ランキングで、見事1位になったニトリ。
LINEアカウントをうまく使用していることでも知られています。
現在ニトリの新卒採用アカウントをお友だち登録すると、採用サイトのような機能が満載です。
例えば、先輩インタビュー。
LINEのトーク画面に先輩社員の写真が現れ、タップするとその先輩に聞きたい質問事項が出てきて、インタビュー内容を確認することができます。
もちろん、会社説明会の予約が始まった、募集が開始された等のお知らせもタイムラインに掲載することができるので、学生はわざわざ新卒採用サイトを確認しなくてもスマホのプッシュ通知で知ることもできます。
それだけでなく、選考が開始されればその進み具合によって就活生を分類、選考日程の通知・調整などをLINE経由で行っています。
LINEの新卒採用ツール
ニトリのような仕組みは、従来外部のシステム会社や採用コンサルタントがサポートしている形が多かったのですが、LINE側も新卒採用に特化したサービス「LINE採用コネクト」を今秋リリースする予定となっています。
弊社では、LINEを使ったサービスや商品、会社のPRをお手伝いすることが可能です。
ご興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。
※いずれの事例も弊社の事例ではございません。一般的なLINE活用例としてご理解ください。